神棚の真上に”くも”が現れた話。

神棚 雲
Japanese calligraphy by Fumiko Miyazawa

ご覧いただき有り難うございます。

神様は時に、意外な方法で物事を伝えてくることがあるのだと思います。

神棚を祀ってから数年経ったある日、神棚の上に「雲」を飾ることを勧める記事を読みました。

祀った部屋の上に部屋がある場合、神様の頭の上を人が歩くことになります。それは失礼だと考えた昔の人は、神様に敬意を表すため、「この上には雲だけで、その上は天です。」ということを便宜的に作る風習を生み出しました。

昔は2階建以上の建築物はほとんどなかったわけですから、こんなことをする必要もなかったのでしょうけど、上手いこと考えるなと思います。

我が家はマンションの下の階なので当然、上に人が住んでいます。先に書いた通り、「雲」を設置する方が神様的には良いと言うことになります。

良いと言われていることは頭にありつつも、ついつい忘れてしまい延び延びしていました。

そんな昨年(2020年)10月のこと。神棚すぐ上の天井になにやら、細かいホコリの塊の様な物が突然出現しました。

神棚の上に蜘蛛の子
神棚の上に…

目を凝らしてみると、なんと蜘蛛の卵!一部は卵から孵って、蜘蛛の糸を言ったり来たりしています。
びっくりです。

蜘蛛の子
蜘蛛の子

こんな目立つ場所で、しかも神棚のほぼ真上。そんな場所に卵を産み付けることに驚きです。

普段ならすぐに除去するところですが、神棚の真上に「くも」。これって神様からのメッセージか?早く「雲」を用意しなさいということなのか?と…。
妻と相談の上、そのままにすることに。
蜘蛛が苦手な娘が聞いたら発狂すると思いますが…。

その後、2週間ほどして蜘蛛の子はどこかに消えて行きました。

やはり「雲」の字を貼ることを急かされている様な気がしてなりません。ネットで検索すると、いろいろな「雲」が売っていますが、できるだけ自分たちの手を使ってやろうという方針なので、半紙を適当に切り取り、妻に雲の字を墨で書いてもらいました。

画鋲で止めるのも何か違うと感じ、炊いたお米をすりつぶしてノリ状にし四隅につけて神様の上に貼りました。

神棚 雲の字
神棚に雲の字

念願の神様の上に「雲」。

細かいことを言うと、天井の筋が神棚に向いているので避けることとも耳にしました。お借りしている家ですし、他の家具との兼ね合いもあり、新しいお家に引っ越すまで今しばらく神様には目をつむっていただきしっかり祀らせていただこうと思います。

この「雲」を飾ってからというもの、身の回りで神様にまつわることが突然増え出しました。なんとなくですが、こういうことはきちんとした方が良いんだろうなと感じます。

もし神様を祀っていて上に部屋があるお宅は是非、「雲」を飾ってみてください。

今日もお読みいただき有り難うございます。

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